遺書と遺品整理

思い出のラブレターを見られたくない

遺品整理の体験談

遺書と遺品整理

今では、携帯電話のメール機能で、恋人たちは、思いをやり取りするのだろうが、僕らの時代はもっぱら手紙で相手に思いを伝えていたモノでした。

早熟だった僕は、小学生の頃から毎年一人(多い時には数人)の好きな異姓がいて、その熱い思いを相手に伝えようと、ラブレターを書いていました。

しかし、勇気が出ず、僕のラブレターはたまっていく一方です。

もうかなりの数になっていますが、捨てられません。

あの時の熱い思いが本当にゴミとなって燃えてしまうなんて耐えられません。

大学で東京に出た時に、実家からこのラブレターたちを持ってきました。

何故かといいますと、あのラブレターは親や妹たちに見られるかと思うと恥ずかしくて死んでしまうかもしれません。

そう、死ぬといえば、もう僕は、遺書を作成しております。

遺品整理は業者に依頼するようにと遺書に書いてあります。

自分で死ぬことは僕の場合はありませんが、急な事故とかにあってもしものことがあった場合は別です。

その時に、遺品整理で親や妹たちが僕のラブレターたちを見たら…。

もう想像したくありません。

妹たちの友達にも複数手紙を書いていますので、折角、顔はパスだけど優しいお兄ちゃんで通っていた僕が、死後になってイメージが崩れるなんて考えたくもない!